
この記事で分かることは以下になります。
- なぜカナダにいる際, IELTSが伸びなかったのか
- 日本に帰国してから変えた実際の勉強法
- IELTSを6.0まで上げる中で意識したこと
この記事は「海外に行けば自然と英語が伸びる」と盲信していた過去の私に向けて、書いています。
実体験をして、わかった結論。
カナダへ行けば英語環境の中で、少しずつ学べば習得できるようになると当時は本気で思っていましたが、語学留学やワーキングホリデーを経験してわかったことは、私はあてはまらず、思うようには伸びませんでした。
授業中は話せず、質問も出来ず、周囲の会話に加われず。
時間の経過ともに、自信もどんどん失っていきました。当時の英語の実力はIELTSで換算するとギリギリ 4.0。しかもReadingとListeningの部門の練習問題でしか計測したことがなく、カナダ短大進学を考えていた私の英語の実力は、かなり厳しい道のりと言えるものでした。
ただ、この経験を通して感じたのは、「英語力が低い」というより、“やり方が合っていなかった”ことがわかったことが救いでした。
そこで、生活を安定させて不安のない環境で再度学び直すことを決意し、一度帰国しました。勉強方法や生活習慣を変えました。なんとなく英語に触れるのではなく、「IELTSに特化した必要な英語」に絞って取り組むようにした結果、約半年でIELTS 6.0を取得することができました。
この記事では、英語に自信喪失だった自分が、なぜ留学中に伸びなかったのか、そしてIELTS 4.0から6.0へ上げるために何を変えたのかを、実体験ベースで紹介します。
IELTSが伸びなかった本当の原因(海外にいても伸びなかった理由)
今振り返ると、英語が伸びなかった一番の理由は、「他力本願」であったと思います。
語学学校には通っていても、授業を受けるだけで満足してしまい、復習やアウトプットまで行えていませんでした。分からない単語や文法があっても、確認や、質問するということもせず、そのまま忘れていくという繰り返し。
語学学校を途中で変え、「今度こそ頑張ろう」と環境を変えた時期もありました。ただ、新しいクラスにもなかなか馴染めず、逆に孤独感が強くなっていきました。
更に当時の私は、語学学校から短大へ進学できるパスウェイプログラムに興味を持っていましたが、調べても情報が曖昧で、仕組みがよく理解できないことに不満を感じて何もせずじまい。周囲に詳しく知っている人も少なく、聞いても断片的な情報しか得られず、「結局どうすればいいのか分からない」という状態だけが続いた結果、進学への準備も後回しになり、英語学習の目的自体を見失っていった感覚がありました。
カナダにいるという最高の環境下であっても、結局はYouTubeや英語解説動画を見て「英語に触れている気」になっていただけで、実際にはIELTS対策として必要な勉強はほとんどできていませんでした。
なんとなく通った9ヶ月間語学学校と、その後の1年間ワーキングホリデーを経験してのこの結果。
特に印象に残っている事で自身をなくした事件は、
ワーホリ中に“butter(バター)”という簡単な単語が聞き取れなかったことです。
特にWritingは何も対策せず、苦手なまま避け続けていました。苦手分野を放置したまま、「そのうち伸びるだろう」と考えていた部分も大きかったと思います。
結果として、海外にいても英語は伸びないことは実体験から学びました。
IELTS 4.0→6.0に伸びた勉強法|やめたこと・変えた習慣
一度日本に帰国してからは、英語との向き合い方を大きく変えました。それまでは、「とりあえず英語に触れていれば伸びるだろう」という感覚で勉強していましたが、それでは結果につながらないことを痛感していたため、やることをかなり絞るようにしました。
まず決めたこと
IELTS Overall 6.0(各スコア5.5以上)
その上で、足りていないスキルだけに集中するようにしました。特にReadingとWritingを中心に、毎日IELTS形式の問題に触れるようにしていました。
よくTOEFLと迷いませんか?と聞かれますが、語学留学中に少しだけIELTS対策に触れていたこともあり、IELTSに専念することにしました。また、IELTSは基本記述式、その当時はTOEFLはパソコンに英語を入力する「入力式」でした。個人的には、記述式の好みであったのでIELTSに決めました。

勉強方法も、それまでとは大きく変えました。単語帳や英語動画を見るのではなく、
IELTS専門の問題集を軸に「問題を解く → 間違えた理由を分析する」という流れを徹底
分からない部分をそのまま流さず、一度整理する、同じ問題を反復する習慣をつけたことは大きかったと思います。
- Listeningは聞き直し、その単語が聞き取れるまで聞く。
- Reading、速読と精読を行う。
- Writingは自身の得意とするテーマをまず探す。反復して書く。
- Speakingは自己紹介から伝えられる範囲内でとにかく独り言、話す機会を毎日作る。
また、勉強時間も曖昧にせず、「毎日必ずやる」と決めました。
たとえ数分でもいいから毎日机に向かうようにし、英語学習を“気分”ではなく“生活の一部”として固定していきました。勉強時間を生活に組み込むため、時間は指定せず、最低でも5分はやるとだけ決めました。
そうやって継続を優先する形に変えてから、少しずつですが手応えを感じられるようになっていきました。
詳細な勉強法や使った参考書については、別記事でまとめています。
IELTS 6.0まで伸ばした勉強の変化と試験結果
1回目のIELTSを受験は勉強方法を変えて約2ヶ月後にしました。結果としてはOverall 6.0を取ることができましたが、やはり課題であった、短大入学要件でのWritingが5.0には届きませんでした。
悔しさはありましたが、それよりも「全く届かない」という感覚ではないことがわかったことが、嬉しかったことを今でも覚えています。あと少しで基準に届くという手応えは次回へのやる気を維持するに、とても効果的でした。
その後も同じ方向性で勉強を続け、2回目の受験に挑みました。結果はOverall 6.0、Writingも5.5となり、ようやく入学要件を満たすことができました。
実際のIELTSスコア
帰国後自身にあったやり方(勉強法)を試した後に取得したスコアです。
| セクション | 1回目(6月) | 2回目(9月) | 変化 |
|---|---|---|---|
| Reading | 5.5 | 6.0 | +0.5(改善) |
| Listening | 6.0 | 5.5 | -0.5 |
| Writing | 5.0 | 5.5 | +0.5(改善) |
| Speaking | 6.0 | 6.0 | ±0.0(維持) |
| Overall | 6.0 | 6.0 | ±0.0(安定) |
ポイント整理
- 最大のボトルネック(1回目):Writing(5.0)
- 改善が見られたスキル:Reading・Writing(どちらも +0.5)
- 弱点の変化:Writingは改善したが、Listeningがやや低下
- 総合評価:Overall 6.0を安定維持できている状態

IELTSは知識だけではなく「慣れ」と「コツ」が大きいということです。やればやるほど、自分なりの解き方や時間配分の感覚が身についていきました。
残念ながら、他人のやり方をそのまま真似するだけでは限界があることも学びました。もちろん参考にして取り入れ成績が上がれば、これ以上いいことはありません。
ただ、自分の弱点に合わせて調整していくことが重要だと実感しました。
最終的には、試行錯誤を重ねる中で、自分自身の勉強法が少しずつ形になっていき入学要件を半年で達成出来たことは過去の私にとって、これ以上のない収穫でした。
まとめ
英語が苦手でも、自身のやり方を見つけて継続して学び、修正、また学習するというサイクルは、少しずつですが結果は変わりました。
振り返ると、最初は「とにかく英語に触れれば伸びる」と考えていて、目的も曖昧なまま時間を過ごしていました。ま自発的な学習法ではないため、その結果、思うように伸びず、何度も壁にぶつかることになりました。
ただ、ゴールを明確にして勉強内容を絞り、毎日の学習を習慣化してからは、少しずつですが確実に変化が出てきました。特別な才能があったわけではなく、やり方を整理したことが一番大きかったと思います。
遠回りでも、この自発的な行動をする経験が今のカナダでの生活やキャリアにつながっていると思います。過去の私と同じように英語で悩んでいる人にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
