⚠️ 免責事項(注意事項)
当ブログの情報は、筆者の経験および執筆時点でのカナダ歳入庁(CRA)の一般的なガイドラインに基づいた参考情報です。筆者はカナダの税理士(CPA)などの専門家ではありません。 税制やルールは予告なく変更される場合があり、個人の状況(ビザの種類、滞在期間、収入の状況など)によって適用されるルールが異なります。当ブログの情報を利用したことによるいかなるトラブルや損害についても、筆者は一切の責任を負いかねます。 最終的な判断や具体的な税務申告については、必ずご自身でCRAの公式サイトを確認するか、カナダの登録税理士などの専門家にご相談ください。

はじめに|基本は「コピペ」!
「英語だらけで難しそう…」「どこから書けばいいの?」と不安なあなた、安心してください。
TD1・TD1ONの書き方には、初心者でも絶対に失敗しない基本ルールがあります。
結論|Line 1の金額を、一番下の合計欄に「そのまま書き写す」だけ!
まず結論からお伝えします。
TD1・TD1ONの書き方の基本: 書類の1行目(Line 1)にあるBasic Personal Amount(基礎控除)」の金額を、一番下の「Total Claim Amount(合計額)」の欄にそのまま書き写す(コピペする)だけです。
これは、あなたが「独身・扶養家族なし・1つ目の仕事」という、最も一般的なケースに当てはまる場合の書き方です。
理由|Line 1はあなたの「税金が免除される枠(非課税枠)」だから
なぜ、ただ書き写すだけでいいのでしょうか?
Line 1に書かれている金額は、カナダ政府やオンタリオ州政府が定めた「あなたが今年稼ぐ金額のうち、これだけの金額までは税金を免除しますよ」という非課税の枠です。
特別な理由がない限り、この金額は変更しません。
TD1(Federal)とTD1ON(Ontario)では金額が異なりますが、仕組みは同じです。
- TD1 (Federal): Line 1(Federal Basic Personal Amount)は、国から認められる非課税枠(例:約$16,452/2026年現在)。
- TD1ON (Ontario): Line 1(Ontario Basic Personal Amount)は、オンタリオ州から認められる非課税枠(例:約$12,989/2026年現在)。
このLine 1の金額が、あなたの今年の非課税枠の合計(Total Claim Amount)となるため、そのまま一番下に書き写すことで、「私はこれだけの非課税枠を持っています」と雇用主に申告できるのです。
【具体例|2026 TD1 (Federal) の場合】Line 1からLine 13へ、矢印に沿って書き写す手順
具体的な書き写しの手順を、図解(イラスト)とともに確認しましょう。
※CRA(カナダ歳入庁)の公式サイトへ移動します


【具体例|2026 TD1ON (Ontario) の場合】:Line 1からLine 10へ、矢印に沿って書き写す手順
具体的な書き写しの手順を、図解(イラスト)とともに確認しましょう。
※CRA(カナダ歳入庁)の公式サイトへ移動します。


よくある間違い例
生年月日の書き間違い
Date of birthは(YYYY/MM/DD)の表記なので必ず年/月/日で記入しましょう。よく間違えて月/日を反対に記入する例が見られます。
Total Claim Amountの加算ミス
TD1もTD1ONも、最後欄のTotal Claim Amount は必ず加算して合計金額を記入してください。特に、学生で授業料の支払いがある場合は、その金額も含め金額を記入する必要があります。
関連記事はこちらから:

最後に
- Employee Numberがわかりません。
-
無記入で提出して問題ありません。
- 生年月日間違えて記入し、そのまま提出してしまいました。
-
すぐに訂正しましょう。担当のPayrollの方か部署に連絡し修正してもらいましょう。
- 全部埋めなければ駄目か?
-
該当するところだけ記入すればOK! その場合、Total Claim Amount欄は必ず加算した合計金額を記入する。
- すでに働いている人でも書くの?
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新しい仕事(職場)を始めるたびに書く、変更があれば都度更新しましょう。
- なぜ2つのTD1を記入する必要がある?
-
同じものを2つ書くように感じますが、1つはFederal用でカナダ全体の税金、2つ目はProvincialで住んでいる州の税金用となります。
